鑑賞用として使われるペルシャ絨毯

鑑賞用として使われるペルシャ絨毯

一般人からすると、絨毯というものは、通常、床に敷いて使うものだと考えます。

しかし、ペルシャ絨毯などの芸術品とも呼べるような美しい工芸品になりますと、壁に掛けて鑑賞するという優雅な楽しみ方をする人もいます。

また絨毯を額に入れて、まるで絵画のように鑑賞する人もあります。

どちらも、実にぜいたくな話ですが、伝統あるペルシャ絨毯が持つ、鮮やかな色や模様、織りには、それだけの価値があるのです。

壁に飾って鑑賞するような絨毯には、床に敷くものより、やや小さめのものを使います。

ペルシャ絨毯の中には、最初からタペストリーとして使う目的で作られるものもあります。

通常、ペルシャ絨毯は、羊毛で作られることが多いのですが、その他に絹、または羊毛と絹を織りまぜたものなどが作られています。

タペストリーなどの鑑賞用には、柔らかくて光沢のある絹糸で作られたものが向いているようです。

玄関などに、しばらく敷いていた小さめのものを、後にタペストリーにする人もますが、これも使い込まれた風合いにより、また新たな別の魅力が現れることもあります。

ペルシャ絨毯の普段のお手入れ

自宅のリビングルームにおしゃれなペルシャ絨毯を敷くのは、たいへん素敵なことです。

しかし、その美しいペルシャ絨毯を、常に清潔にたもつためには、何といっても日頃の手入れが重要です。

通常、絨毯を丸洗いするのは、2~3年に一度くらいですから、それまでの間は、ゴミを取り除くために、日常的に掃除機をかけます。

このときは、あらかじめ大きなゴミを手で拾った後、絨毯の毛を立ちあがらせるようなイメージで掃除機をかけると、ゴミがよく取れます。

毛に絡みついた小さなゴミや取れにくい髪の毛などがあれば、粘着テープを使うという方法もあります。

ペルシャ絨毯でワンランク上の暮らし

その他、これもまた定期的に、清潔な濡れたタオルで拭き上げたり、ホコリを叩き出したり、除菌タイプのスプレーをかけたりします。

長く使っていれば、コーヒーなどの濃い色のものをこぼしたり、ペットが粗相をしてしまうなど、いろいろなことが起こります。

汚れや臭いがひどく、濡れたタオルや除菌スプレーなどを使っても、思うようにとれないようなときは、早めにクリーニングに出しましょう。